ホーム > 沖脊協ニュース > 第8回全国総会大阪大会

第8回全国総会大阪大会

去った6月6日(土)~8日(月)に第8回全国総会が大阪府の「全日空ゲートタワーホテル国際会議場」で開催され、沖縄から仲根(会長)、上里(副会長) 及びサポーターの宮良一美さんの3名が参加しました。新型インフルエンザの影響から一部参加者のキャンセルもあったようで、少し空席が目立った感があり、運営された大阪支部の皆さんの四苦八苦に頭が下がる思いでした。

日程のなかで、沖縄県支部の役割として、ピアサポートモデル事業の事例発表がありました。沖縄含め大阪支部、千葉県支部の3支部が発表となったのですが、沖縄の事例は「個別支援」として事例記録シートに基づいて、上里副支部長が発表しました。予定時間20分を少しオーバーしたのですが、個別支援事例だったこともあり、他支部発表よりは、理解しやすく支援像が見えやすい発表で評価されたと感じます。

しかし、同事業の全国実施が低調だったこともあり、予算執行率が低くなっていたことを反省し、各支部の一層の推進努力の促しが強くありました。また、全脊連への依頼事項で「車椅子ツインバスケットボール競技の普及促進」がありました。この依頼文は仲根がツイン連盟と協議し作成したものですが、最近の全脊連の会員減少傾向に問題から、脊損スポーツ団体や頸損連絡会等との大同団結の呼びかけの必要性も議論されました。 今総会の最も大きな協議事項が「公益法人化」でした。

これは、昨年12月に新しい公益法人制度がはじまり、全脊連も2013年11月までに新しい制度に基づく公益法人又は一般社団法人のいずれかに移行を選択するというものですが、公益法人はハードルが高く各支部の会計と本部会計の連結決算等、支部にも厳しい機能を求める内容のようでした。

今大会の協議では、"公益法人を目指しながら、課題整理、可能性シミレーション等の分析を行ったうえで、次回または次々回の総会で議論・決定する"ということになりました。寄付行為の税制優遇があるが、沖縄としては連結決算等デメリットが高く、現時点では厳しい条件のようで、沖脊協でも協議を重ねることとなりそうです。 私は10数年ぶりの総会参加で、久々の熱い議論の輪に入った感があります。今後、他の役員が交互に参加し、全国の仲間たちとの交流を通したレベルアップ機会にもなると感じました。

第8回全国総会大阪大会01 第8回全国総会大阪大会02
第8回全国総会大阪大会03 第8回全国総会大阪大会04
第8回全国総会大阪大会05 第8回全国総会大阪大会06
第8回全国総会大阪大会07 第8回全国総会大阪大会08
第8回全国総会大阪大会09 第8回全国総会大阪大会10